水泳用語集

クロールまたは背泳ぎにおいて、両手を同時にかくストローク方法。練習メニューのひとつとして行われることが多い。

乳酸性作業閾値。血中乳酸の蓄積スピードが除去スピードを上回る状態。100％の能力を120、150％に引き上げるための耐乳酸トレーニングは、この閾値内で行われる。

プールサイドに掴まりながら行うキック練習

ゴーグルの左右のレンズを留めるベルト。目と目の間隔や鼻の高さに応じて、交換用パーツが付属しているゴーグルもある。ゴーグルに水が入ってくる、ゴーグルが当たる部分が痛いと感じたら、鼻ベルトを取り替えてみるのもひとつの方法。

意識がなく、呼吸や心臓の機能が著しく低下または停止している人に対して、人工呼吸と心臓マッサージを行い、生命の維持をはかることをいう。

長さの単位。3フィート=約91.4センチ

ビート板を腹に抱えて行う背面キック練習。

水の上にからだの一部を出して、泳ぐ動作をせずに浮くこと。

トップスとボトムスが繋がっている女性用水着。脚の締め付けがなく、動かしやすい。

幼児教室など、小さな子供達のためにプールに沈めておく台。

ラストで追い抜くこと

鼻からの水の浸入を防ぐクリップ。

クロールのストローク中に、ヒジを手首よりも高い位置に保ちながら泳ぐこと。プルにおいてはより多くの水をつかむことができ、リカバリー時には腕をリラックスさせることができる。

泳ぐときに着用する。

身体、姿勢を安定させるための体幹トレーニング。不安定な状態を作り出して、その姿勢をキープする。

イメージ・トレーニングは、苦手意識や嫌だといったネガティブの感情を、ポジティブの感情に変えて、スポーツ競技の向上を目指したり、病気を治したり、できなかったものをできるようにしようとするトレーニング法をいう。

1回のストロークを行うスピードを、1分間に何回ストロークを行うかによって表す数値。ストロークレートが60なら、1分間に60回ストロークを行う（つまり1秒間に1回）スピードを表す。

アデノウイルスによる、咽頭痛や咽頭炎・結膜炎を主な症状とする急性熱性疾患。プールで感染することが多い。

一定の距離を全力で泳ぎタイムを測定すること。または任意のタイムで泳ぐこと。

泳ぎ着き手で壁を触る動作。バタフライ、平泳ぎは「両手を同時に同じ高さ」というルールがある。

飛び込みスタートのテクニックのひとつ。スタート台の先端に両脚の指をかけて構える。スタート台を強く蹴って、低く直線的に勢いよく飛び出せるが、合図が鳴ってから足がスタート台を離れるまでの時間が、クラウチングスタートより長くかかる。

プールの壁を蹴り、ストリームラインを保つ動作。水泳の基本姿勢。

バタ足の動作を左右同時に行うキック。主にバタフライで使われる。バタ足よりも推進力が大きいため、自由形でも飛び込みや壁を蹴ったあとの水中動作に使われる。ヒザを曲げるだけでなく、蹴ったあとに両脚を揃えて持ち上げる動作がポイント。

5、12.5、20m各ラインでストップ、合図で再スタート

競技種目や参加料、エントリー方法などが記載された要項。大会に申し込むにあたって必要な事項がまとまっている。

海、川、湖などの大自然の中で25km以上の距離を泳ぐ競泳競技。

互いに相手の力量を認め合った競争相手。好敵手。

レースや練習の途中経過のタイム。

レース中に選手がバテて泳いでいる状態。

マスターズ水泳の世界大会。2年に1度、世界各国で開催される。25歳以上でマスターズ登録していれば誰でも出場することができる。

ターン動作から壁を蹴ってスタートすること。

主にレースで必要になるスタート、スタート後の水中動作、ターン、タッチなどのテクニック。レースでは泳力だけでなく、これらの技術によってタイムが大きく変わるため、レース前に重点的に周辺技術の練習を行うことはもちろん、普段の練習でも壁を蹴ったあとの水中動作やターンの際に、レースを意識した丁寧な動作を心がけることが大切。

伸縮性に優れる素材。一般的に塩素に弱く耐久性が低いが、塩素に強いポリウレタン糸も開発されている。

自己ベストに#の数字だけプラスしたタイム以内で泳ぐ、制限タイム。

好きな種目を選んで泳ぐこと。

力を抜いて、フォームに気をつけて、ゆっくりきれいに泳ぐ。

ストロークの数を数えてペース配分を設定

プルの練習時に股に挟む練習用具。

競技の決勝レースで予選タイムが一番早いスイマーが泳ぐコース。真中のコース。

予選、準決勝、決勝という段階を踏まず、タイムで順位が決まるレース方式。

もっともオーソドックスなターン動作。壁に片手（平泳ぎとバタフライは両手）を着いてから、両脚を引きつけて壁を蹴る。平泳ぎとバタフライはルール上、タッチターンしか認められていない。

薬剤投与をもって筋力や持久力を向上させること。多くのスポーツ競技はその行為が認められておらず、水泳競技においても全面禁止。

短縮性収縮を伴う筋力トレーニング。筋肉を縮める方向に力がかかる。水泳の動作の多くはコンセントリックな動きを利用する。

平泳ぎのウィップキックを左右交互に行うこと。立ち泳ぎで楽に姿勢を維持するために有効。

日本の水泳界を統轄し、代表する公益財団法人。水泳および水泳競技（競泳、飛込、水球、シンクロナイズド・スイミング、オープン・ウォーター・スイミング、日本泳法）の健全な普及と発展を図り、それによって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的としている。オリンピック、国体、インターハイ、インカレ、日本選手権などに出場するためには連盟に所属している必要がある。

年に一度開催される高校生を対象にした競技会。

体側の片側を上に、反対側を下にした姿勢で、「あおり足」で泳ぐ泳ぎ方をいう。